takashisatoのここだけの話

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スマホネットユーザーはマイルドヤンキーにあらず

今回はマーケティングポエムです。ポエムなのであしからず。
 
 
今までPCネットユーザーとケータイネットユーザーとの間には、おおざっぱにいうと断絶がありました。それをいち早く理解したDeNAGREEが後発で参入して一時期は世界をとりました。
 
すごく雑に言うと、ケータイネットユーザーの自分なりのイメージは最近のことばでいうと「マイルドヤンキー」です。


もはや日本のマジョリティ?「マイルドヤンキー」 とは何か - NAVER まとめ

 
一方で最近思うのは、いわゆるケータイユーザーと最近のスマートフォンユーザーはかなり違うということ。
 
今起こっているのは、PCネットユーザーが従来のケータイネットユーザーを巻き込んでいく民族大移動の中でスマートフォンネットユーザーが出来上がったようなイメージです。
 
考えてみれば、結局日本のネットユーザーはみんなが使っているものをなんとなく使う人が多く、発信力のある人たちがまとまってサービスを使い始めると、そのサービスがはやる構造になつているのは古今東西あまりかわらならいものです。
 
ということで今勢いがあるのは、PCネットユーザーがPCをメインに使うのをやめて、スマートフォン・スマートディバイスを使いようになっている流れを生かしたサービスになり、昨今のヒットサービスはどうしてもこちら側の分野になっているような気がします。
 
結局それが、ECであり、C2Cであり、女性を巻き込めるコミュニティやメディアになっているという構造になります。これらのサービスが革新的であるというよりは、民族大移動の流れを生かしてなんとなく流行っている感でみんな使っているというイメージに近いです。
 
民族大移動の象徴的な事例としては、楽天のショッピングがスマートフォンにすごい勢いでシフトしている話や不動産取引のメインサイトがPCからスマートフォンサービスへ移行している例があります。


楽天、スマホ効果で最高益 年後半に利用急増 :日本経済新聞

 
 
もう少し核心っぽい書き方をすると、ケータイネットユーザー(いわゆるマイルドヤンキー)をターゲットにしたサービスを作ったところで、成長率やみんなが使っている感で、どうしてもPCユーザーの民族大移動を地の利にして展開しているプレイヤーよりなんとなく劣勢に置かれている感が出てしまっているような気がするのです。(でも従来のユーザー層をターゲットにしたサービスが成り立たないということは全くありません)
 
怪盗ロワイヤルはケータイユーザーをメインターゲットにしたゲームであって、絵のテイストから泥棒ゲームというテーマに至るまでどんぴしゃという感じでしたが、パズドラは旧PCユーザーのスマートフォンへの民族大移動をターゲットにしていて、パズルや気持ちよさを前面に出していたり、モンストはその中間のように思います。(今はここ)
 
つまり新しいサービスを考えるうえで、ガラケーのサービスの置き換えを考えていては、まったくトレンドがつかめないといいますか、致命的な周回遅れになってしまっていて、こうした世の中のマクロ的な流れを意識するというか、具体的にはPCサービスの置き換えをもっと強く意識しなければならないということになります。
 
 
もちろんスマートフォンネットサービスは、PCネットサービスとケータイネットサービスをあわせもったものなので、今までより、大きなパイが狙えるしニッチなマーケットも狙いやすい。ということで、そこには広大な原野が広がっているということだと思います。
 
とかそういう話を、退任するまでの間に社内で何回かに分けて研修という形で話すことになりました。話し方とか、インパクトとか、ネタをいろいろと苦心して思慮中の最近であります。
 
それで最後に、これは私論ですが、今回のPCネットサービスから移動している主役は、若干控えめな女性たちだと思います。
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