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プラットフォーム会員数300万人の中で静かに幕を閉じるガラケー公式サイト事業

本日モブキャストとして、プラットフォーム会員数が300万人を突破しました。これは、2010年から私がモブキャストに入って取り組んできた一つの中期的な目標到達点でした。300万人に到達して一見順風漫歩に見えるかもしれませんが、ここから先ユーザーを増やしていくためには、いろいろと乗り越えないといけない壁が待ち構えていると思っています。

ところで、この300万人の到達の影で今月ひっそりとサービスを終了するものがあります。いわゆるガラケー公式サイト事業です。こちら売上が現在加速度的に低下しており、この分野の新規タイトルの投入は、モブキャストのソーシャルゲーム事業が本格化した2010年春以降行っていないのですが、減価償却終わったコンテンツから高い利益をたたき出していました。

私が入社した当時、すでに公式メニューは公式コンテンツ(特にゲーム)プロバイダーに厳しく、トップの広告枠からゲームカテゴリーメニューの細部に至るまで結局はグリーやDeNAにユーザーを流しまくっていた状況だったため、BREWなどのゲームを作ってきた立場からすれば(無料ゲームは配信できなかった)悲惨すぎる状況でしたが、mobcastプラットフォームにそれなりのマーケティング力が伴い始めたため、BREW等のネイティブ型のガラケーゲームを配信している衛星サイトという位置づけで存続させていました。

それでも、特にこの1年ほどガラケーユーザーが日に日に減少し、オンラインPRGなど高コスト構造型のゲームは順次撤退を進めてきましたが、いよいよ会社としてもより成長戦略にfocusしていく中で、完全にすべてのサービスについて整理をせざるを得ない状況となりました。

ガラケー公式サイト事業は、mobgameを中核として、2000年代中盤には一時は一世を風靡し、先日退任された石井元取締役が活躍し数々のヒットタイトルを生み出し、ケータイ向けにこだわったゲーム配信サイトでした。創業期のモブキャストの稼ぎ頭でもありました。こちらが終了する月が300万人を突破した同じ月である、というのは時代の流れを感じます。


モブキャストでは、現在ソーシャルゲームが主力ですが、スポーツエンターテイメントを中核に事業多角化を進めています。この中で、新しい事業に成長エンジンが確保できるか、ホワイトスペースを見出すことができるのか、今年は重要な年だなあ、ということを改めて痛感する昨今です。

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