takashisatoのここだけの話

仕事のことをたまに、普段考えるいろいろなこととか、近所の勝どきとか豊洲の話も

週末の過ごし方について

今から、数年前私がまだ社長をやっていたころ、週末は憂鬱であった。社員旅行やら、合コンやらで、お決まりのように場つなぎの質問としてされる「佐藤さんは週末何をして過ごしているのですか?」という質問は本気で嫌だった。

要は週末にすることがなくて、途方にくれるのである。結局仕事をするか、といった話になるのだが、もともと趣味の延長線上がWebサイトの運営だったので、もちろん好きなことだったので、そうしたことをいろいろやったし、会社が小さい頃は細かい実務があり、それを週末もこなすことで、事業が大きくなったり、売上が増えたりしたものだった。ただ、次第に他人に任せるようになると、週末にすることがなくなっていくことになった。

誤解を恐れずに書くと、ベンチャー創業期と異なり、拡大期というのはやりたいことをやるのではなく、やるべきことだけを徹底してやる、というフェーズであり、趣味で始めた自社サービスがだんだん愛着の対象から仕事の対象となってしまったというのもあった。(それがいいか悪いかは別である)

ところが、2年ほど前に結婚して(正確にはその半年ほど前に半同棲するようになったから)、週末の生活が突如一変した。週末が一人ではないのだ。



創業当時(10年ぐらい前)の週末
午前5時ぐらいまで自宅で仕事をして、夜が開けるのを確認してから睡眠。午後5時ぐらいに起きて近所のロイヤルホストで食事をしつつ企画書を書く。その後、夜六本木の本屋に行き深夜帰宅して就寝。

結婚後の週末
11時ぐらいに起きて、嫁がご飯を作ってくれたので、一緒に昼食。午後は、映画を見に行く。スーパーで買い物をして、家に帰り、家でご飯か、どっかでぶらぶらしつつ外食。その後嫁が録画した、ドラマをまとめてみて、くつろいで、就寝。

子供ができてからの週末
午前5時ぐらいに子どもに起こされ、6時ぐらいまで遊んだ後、その後を嫁に託し再び睡眠。午前11時ぐらい起きて、そのままお昼ご飯。平日はずっと子どもの対応をしてもらっているので、週末は嫁の家事の手伝いをするのだが、ああたーこうだいっているうちに午後3時になり、近所のスーパーに嫁と子どもと一緒に買い物。(この瞬間がなんか小市民的・小宇宙的幸せを感じてしまう)午後5時過ぎに子どもを風呂にいれ、19時過ぎに寝かせた後嫁と二人でゆっくり夕食。そのまま21時ぐらいに寝る。



こうした過ごし方の変化が驚異的というかいまいち自分の中でもよく理解できていない。そのうち子どもが幼稚園に行くようになったり、小学校に行くようになったらどんな週末になるのだろうと思うとしばし不安になる。憂鬱かそうでないか考える暇がないというか、一人でいる時間というのはとても貴重なんだ、ということを痛感する日々である。

幸いにして嫁は理解があり、一人で週末旅行に行ってきていいよ、とか(ねらいはよく知らないけれど)いろいろ言ってくれるのがまだ幸いなのかも。

ということで、今度思い切って業務とは別に中国に行くことにした。旅行行っても、やりたいことを探す趣味の旅みたいなもので、北京・広州・香港と回ってくる予定だ。(吉報取りという観点もある)

このような行き当たりばったりの旅をするのは、2010年にシリコンバレーに行ったぶりである。当時はソーシャルゲーム勃興期で、現地でたまたま一緒になったKLabの真田さんチームといろいろな会社を訪問したり、F8に参加したりしてなかなか充実した旅程であった。

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